2月2日(木) 緑台小3年生体験学習 曇り時々小雪 8:10~12:30

緑台小3年生体験学習

参加者:32名 訪問者:自治会広報部

緑小児童:52名 校長・担任 保護者:4名

反省会参加者:5名 

 “渓の自然とエドヒガンをわすれないこと!”

今日、子どもたちは3つのとても大切なことを学び、学校に戻ってさっそく渓の活動をフォーマットにまとめました。先生が「水明台の渓のこれから先に、みんなにできることは何かなぁ?」と尋ねたらひとりの児童が「みんなで守った渓の自然とエドヒガンを忘れないことです!」と答えてくれたそうです。

 大切な3つの活動とは、エドヒガンについてもっと知ること、猪名川の美しい水を守り続けること、そして1年間お世話になったハサミ・ノコギリを手入れしてピカピカに磨くことです。

 陽明小の子どもたちがインフルエンザによる学級閉鎖で、残念ながら両校の児童が一緒に活動することはできなかったけれど、その分緑小の子どもたちはしっかり学習できました。特にエドヒガン調査では、エドヒガンの種、発芽2年の苗木、8年の若木、50年を生き抜いた高木についてお話をきき、樹高や幹の直径を測り、自然の中での過酷な生存競争や、陽当たり、土壌、水捌け、栄養など生育環境の様々な条件によってその生長に大きな差が出ることも実感しました。ササや雑木を刈ったことの意味もしっかりと認識したようです。

 ゴミ拾いでは、分別して袋詰めにしたゴミを猪名川の対岸にロープで渡すとき、みんな一体になって縄を引き歓声をあげました。じっくり時間をかけて行う道具の手入れは、ほとんどの子がはじめてでしたが、次に活動する後輩のことを思ってピカピカに磨いてくれました。

 1年の総まとめのような学習でしたが、子どもたちは“もっと自然を守ることを続けたい”“何でササ刈をしたのか、よくわかった”“エドヒガン、早く咲いて!春休みに見に行くよ”“小さな種がこんな大きな木に育つなんて、自然はすごいなあ!”などなど将来につながる思いを抱いてくれました。