12月10日(木) 曇り 8:10~12:20 陽明小3年生第5回環境体験学習

 

参加者:33名 訪問者:北摂里山博物館

陽明小:児童44名 保護者:6名 校長、先生方

 

 低気圧が近づいて12月にしては暖かな朝、コナラの紅葉がピークの渓に子どもたちが元気にやってきた。間もなく2学期も終わり、楽しい冬休みがそこまできている。「おはようございます!」丘の上から叫ぶ子供たちを見上げてみんな「大きくなったナア!」と感嘆する。今日はその丘を体験学習の場にする。今までは比較的平坦なエドヒガン群落のササを刈る練習をしてもらったが、今回は山の斜面で、昔の人々の気持ちになって里山を整備してもらうのである。

 

 Wさんから木の葉の働きと里山についてお話を聞いた後さっそく2つに分かれ、1班は丘の上に向かう。ハサミとノコギリをひもでシッカリと腰に纏い、広い斜面のあちこちに分かれて、おじさんおばさんに見守られながらササ刈りを始める。大切に保護する低木もあるので、一緒にチョキッと伐ってしまわないよう、ハサミを持つ手に集中する。だんだん慣れてきてみんな夢中で斜面に取り付いている。そのうち、あずまやで別の班が作っているハト笛の音が丘の下から響き始めても、全く気を取られることなく集中して頑張った。

 ご褒美はフユイチゴと川遊びである。宝石のようにキラキラ光る甘いフユイチゴを思う存分いただき、猪名川で石投げに興じて「次はゴミ拾いやなァ!」と言いながら帰っていった。

反省会:4名 

 担任の先生と校長先生をまじえて話し合いをする。今日の子どもたちの集中度を踏まえて、次回は猪名川のゴミ拾いと山の斜面整備を2班に分けて40分ずつやり、ハサミ・ノコギリ練習の仕上げをやることにした。また、4年生のエドヒガン植樹を2月18日(木)に予定する。